制作「Long Hot Summerぶろぐ」

拙者、生まれも育ちもレペゼン横浜。横浜より面白いマンガができるように更新をしておりやす。

映画「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」これはよかった

女性版「ロッキー」であり、女性的繊細な揺らぎ 

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社会的地位が低かったり、さいなまれている存在がすごいことを成すロッキーであるが、ロッキー以上に繊細なGBTも含んだ作品で作るのが難しいように思えましたが、映画がスタートした瞬間から、70年代に入ったかのような物語に乗せるうまさ。
70年代のフィルムのような映像、70年代の美術、ビジュアルをすべて統一して画面に映しだしまくることを考えると、その時男性女卑を受けていた主人公たちと同じような気持ちで観てもらうため絵作りから徹底してました。


主人公が女性の人権を訴えたって正の部分以上に、旦那がいるのに同性の愛人を作ったり、優柔不断ぎみだったり、負の部分がフューチャーされており、負の部分との闘いが男性女卑と話の核でミックスになっていたのがよかった。
「女性が!女性が!」っていうよりも「なんでこんな不快な思いをしなきゃなんないの!」って男女関係なく誰だって思う根底にあるものがが中盤みえて、死ぬほどかっこよかった。女性の人権を考えるとか崇高な感じじゃなくてもっとロッキーのような人生闘うモノとして気軽に観られればと思います。先入観からか海外で赤字になってるみたいなので。f:id:tshirtslonghotsummer:20180727185043j:image

 
助演スティーブ・カレルの演技は日本でフューチャーされないのが惜しい。ジャドアパトー組/コメディ育ちだからか。デフォルメされたキャラ、ちょっとこれはないだろうという演技がすべて実話で再現させましたという瓜二つというような技量。当たり役でした。

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主演のエマ・ストーンも考えてみたらジャドアパトー製作の「スーパーバッド 童貞ウォーズ」からキャリアスタートと考えると大作から巡り巡って古巣的エリアに帰ってきたような感じがする。

おすすめ。